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住宅ローン減税は期待するほどのおトクはない

2015年8月2日「日曜日」更新の日記

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「ローンを組んでマイホームを購入すると税金が安くなる」ことは広く知られていますが、実際にどのくらいメリットがあるかを知っている人は少ないでしょう。正式には住宅借入金等特別控除、いわゆる住宅ローン減税は、「年末ローン残高の1%(あるいは0・5%)で、自分が納めた所得税の額」が限度額となります。たとえば、年末に住宅ローン残高が3000万円あると、それの1%は30万円ですが、納めた所得税が15万円なら、減税額は15万円です。不動産の広告や、税制改正を報じる新聞記事等では、「最大減税額」が書かれることがほとんどですが、最大減税額を享受できる人は、ごくわずかということを知っておきましょう。また税制改正により、ローン減税は徐々に縮小されることが決まっています。もともと減税されるのは所得税のみで、住民税は対象外。ローン減税をあてにした資金計画は避け、マイホーム購人後の「ごほうび」程度に考えておくほうが無難でしょう。ひとつでも該当しないと減税が受けられませんから、要件で不安な点があったら、事前チェックを怠らないように。物件の要件は不動産会社に、人の要件は金融機関に確認しましょう。その情報をもとに、最寄りの税務署に電話で最終チェックをします(わりと親切に教えてくれます)。ご自分が受けられる減税額を知りたい場合は、「源泉徴収票」を見ると見当がつきます。1月頃に勤務先から配布されるもので、前年の所得税額が記載されています。「源泉徴収税額」の欄がそれにあたります。税金が安くなるのは事実ですが、ローン金利をそれ以上支払うことを忘れないように。

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