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ドアの質はピンからキリまで

2015年8月7日「金曜日」更新の日記

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システムキッチンや家具を買うとき、一扉や戸など建具が異なるだけで、価格に大きな差が生じることにお気づきだろうか。見た目だけで判断せず、実体を知った上で選びたいものだ。そこで、建具はどのように作られているのか、断面を見ながら説明してみよう。 ■無垢材の権建具:無垢材で枠を組んだもので、基本的な建具。耐久性に優れ、本物の木ならではの深みがある。ただし狂いのこない木を厳選したり、木目が美しい銘木を多量に使うことから、高価なものになる。枢の中の鏡板は合板と無垢材とがあるが、無垢材を使ったものが最高と言える。 ■集成突き板を使った建具:集成突き板とは、芯が松などの集成材で、その表面にナラなど木目の美しい木を薄くスライスして張ったもの。狂いが少なく、ネジや金物をしっかり取り付けられるので、合板で作られたものよりずっと丈夫だ。建材や建具として上級の部類に入る。 ■パーティクルボードの建具:木くずを接着剤で固め、ポリエチレン樹脂やメラミン樹脂などのフィルムで表面を覆ったもので、工場で大量に生産される。比較的低価格のシステムキッチンの戸扉に使われる。 ■フラッシュ戸(太鼓張り戸):家具や建具に最もよく使われている。芯材をはさんで両面にベニヤの化粧合板を張り合わせたもので、中は空洞。軽量で狂いが少なく、コストも安いので、家具の側板などはほとんどこの作り方。化粧板の種類、品質によって価格に差が出る。 ■ベニヤ(合板)建具:合板を芯にして両面に化粧板を張ったもので、安物の家具に使われている。芯材に力がなく、ネジも効かないので、早い時期にがたつき始める。耐水性に乏しく、表面がはがれやすいなど、品質は低い。

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