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建設住宅性能評価書交付住宅は、10戸に1戸以下

2015年11月2日「月曜日」更新の日記

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住宅性能表示制度を利用している物件は、全体から見ればまだまだ少数派です。 2004年度の実績を見ると、設計住宅性能評価書の交付を受けている住宅が約16万戸で、建設住宅性能評価書交付住宅は約11万戸にとどまっています。 これに対して、年間の住宅着工件数を見ると約119万戸ですから、設計住宅性能評価書交付住宅で13%、建設住宅性能評価書交付住宅は9%強で、まだ10戸に1戸以下のレベルに過ぎません。 ただ、そうはいっても、最近の動きを見ていると、建設住宅性能評価書交付住宅の戸数は、わずかずつですが増える傾向にあります。 読者の皆さんが分譲住宅を購入するときには、できる限り建設住宅性能評価書の交付を受けた住宅を選ぶようにし、注文住宅を建てるときには、多少の費用負担にはなっても、必ず建設住宅性能評価書の交付を受けるようにすれば、この増加ペースに拍車がかかることは間違いありません。 自分自身の安心につながると同時に、長い目で見ればわが国の住宅の性能レベルの向上につながるはずです。 ちなみに、この性能表示制度を利用した住宅の属性を見ると、設計住宅性能評価書交付レベルでの分布になりますが、一戸建てが40.6%で、マンションが59.4%になっています。 着工戸数は、一戸建てのほうが多いのに、評価書の交付を受けているのはマンションのほうが多いのが現実です。 また、一戸建てのなかではどんな住宅が多いのかというと、トップはプレハブ住宅の51.6%で、以下、木造軸組住宅43.8%、2×4住宅4.4%などとなっています。 大手メーカーが多いプレハブ住宅のシェアが高く、中小工務店が少なくない木造軸組住宅は、プレハブ住宅に遅れをとっているようです。

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