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『活発なオフィス移転の理由とは?』

2016年1月24日「日曜日」更新の日記

2016-01-24の日記のIMAGE
 興味深い点は、第三次産業だけではなく、衛生陶器の最大老舗メーカーなどもオフィス移転を早々と決めていることだ。つまり業種を問わず、震災後多くの企業がオフィス移転、もしくは移転を検討しているのだ。  では、この移転ラッシュの背景には何があるのであろうか。何が企業側をそのような行動に突き動かしているのか。  景気回復もままならぬなか、多くの企業がコストの増加するオフィス移転を決めており、しかも移転のほとんどはアップグレードである。  その答えは実は単純で、「企業側が安心安全なビルを求めている」ということに尽きる。従業員の安全を守るのは経営者の責務である、ということを震災を経て経営陣は再確認したということだ。  再び震災が発生し、耐震性に乏しいビルで従業員を働かせていることによって従業員に被害が及んだ場合、経営者側が業務上過失として刑事罰を受けても仕方がないからだ。自宅の場合は、自己責任で安価な家賃を重視し、耐震性に劣る住居に住むことは従業員の勝手である。しかしオフィスビルの場合、従業員が勝手にビルを選ぶことはできないからである。

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