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長くつき合う営業

2016年4月27日「水曜日」更新の日記

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 顧客と「長くつき合う」とは、最低でも10年間は住宅を建設した顧客とつき合い続けるということです。瑕疵担保責任の長期化は、これを法律で義務づけました。いきなり10年間もつき合いをつづけるのは大変じゃないか、というのが供給者側の正直な感想でしょう。しかし、実は法律で義務づけなく でも、こうした方向はすでに広がりつつありました。  たとえば、大手住宅メーカーの中には、長期保証といううたい文句で10年、なかには20年の瑕疵保証期間を売り物にしているところがありました。住宅供給者全体の4割程度が、すでに10年保証に乗り移っていたというデータもあります。  住宅は、5年や7年で壊れてしまうようなものではありません。 10年間の瑕疵担保責任は、そういう観点からは当然のことではないでしょうか。消費者にとっては、これはあたりまえのことなのです。  そして、10年間の瑕疵担保責任が設定されているのは、すべての欠陥についてではないことを思い起こしてください。住宅の瑕疵(欠陥)にはクロスのはがれから基礎の亀裂まで、さまざまな種類があります。  顧客と長くつき合っていけば、そこには無償ではない不具合の改善のビジネスチャンスがたくさんあるのです。ただし、瑕疵の改善は、これまでの言い方では「欠陥の改善」です。少し言い方を変えたので目立ちませんが、設計時点や工事直後からの問題点については、たとえ保証期間が過ぎていても、あるいは無料で直さないと施主の納得は得られないかもしれません。  しかし、住宅は時間が経つと物理的、機能的に古くなり、使い勝手が悪くなってきます。10年も経つうちには、設備機器などは格段に進歩して、導入した最新鋭のキッチンセットや浴室の設備が旧世代のものになってしまいます。

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