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『変動金利型を有効に活用するには?』

2016年8月17日「水曜日」更新の日記

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自己資金がたりないので変動金利にしてより多く借り入れたいと考えていますが、将来の金利上昇時が心配です。どんな点に注意したらいいでしょう。固定金利選択型は、期間5年未満なら金利が低く魅力的ですが、期間終了後の金利水準が未定で不安です。また、固定期間5年以上になると変動金利型より金利が高くなり、借り入れ可能額も低くなります。◆返済期間により左右される。変動金利型は年に2回金利が見直されますが、返済金額は5年間変わらず、6年目には期間中の金利変動に応じて返済額の見直しがあります。ただし金利が上昇しても前回の返済額の1・25倍までと返済額の上限が決められている点は安心です。以上の点に注意して、低利の変動金利を上手に活用することが望まれます。たとえば、借入金1000万円、当初金利2・375%、金利の見直し年1回(実際には年2回)として、金利が2年目は1%増、3年目も1%増、4年目は0・5%減、5年目は1%減とした場合にはどうなるのかを、返済期間別にみてみました。35年返済では3年目には毎回の返済額を上回る利息部分が発生し、借入金残高が全く減らないうえ、未払利息が生じています。◆返済期間は短く借りるのが安心。30年返済では、35年返済に比べて、毎回の返済額は増加しますが、同じ金利状況の下では、3年目の金利上昇期においても元金部分の減少を図ることができていますもしも、25年返済にして毎月返済額をさらに増やすことが可能ならば、借入金の残高は確実に減少していき、金利上昇にも十分に対処できます。より低利なローンを長期に組んだ方が、毎回返済額が軽くなることは誰でも理解していると思いますが、あえて返済期間を短くして早い時期により多く返済し、元金部分を確実に減らすのが、ローン負担を軽くするということをよく知って下さい。

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