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『価値をはかる基準』

2016年9月16日「金曜日」更新の日記

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こうしたいろいろな「生活」を実現するのは、住宅の立地や物理的性能、機能です。これらの要素が、目的とする住生活を実現するために適切に設計されているかどうかが問題となります。・目指す目的=実現すべき住生活。・目的の技術目標への翻訳=住宅の立地、性能、機能。・実現する方法=設計図書に詳しく記述。手段が適切に設計されていることを確認して、次に以上の要素の水準をはかることが、住宅の「良さ」をはかることになります。ここは重要なポイントです。いくら住宅の立地や性能が良くても、求める住生活によっては役に立たないのです。たとえば、都心の会社から歩いて10分のところにある住宅でも、日々の生活を考えると、子供の学校は遠いし、買い物をするスーパーマーケットも近くにはありません。また、日あたりのよい部屋を日本人の多くが望みますが、ヨーロッパでは大きな窓は断熱性を損ない、日射は家具を痛めるとして、普通は大きな窓はつけません。光があふれる居間が理想的な住宅のイメージである日本とそうではないヨーロッパでは、良い住生活のイメージが違うために、住宅の性能、機能に求めるものが違うのです。目的と要素のマッチング、要素が目的を達成するために適切であるかどうかを評価することが、良い住宅を判断する第一歩なのです。その次に、要素の水準をはかる必要があります。厳冬に部屋の中で家族団らんをゆっくりと過ごしたいと思うのなら、住宅の断熱性能を高める必要があります。この目的を達成するためには、断熱性能は高ければ高いほど理想的です。このような場合には、断熱性能をはかれば、どの程度良い住宅なのかがわかることになります。住宅はいかにたくさんの評価項目で価値をはかるものかわかります。しかも、人が求める住生活はさまざまですから、人によってかなり違ってきます。目的によって、判断基準が変わってくるという事態です。人を10人も集めて、どんな家を求めるかを聞けば、この評価項目はほとんど無限に増えていくことがわかります。しかも、物理的性能とは違って、機能や立地の中には簡単には水準をはかれないものがあります。たとえば、「居心地の良いインテリアである」などといいますが、どの程度居心地が良いのか、なかなかはかることは困難です。人間の感情、心理などに着目して、こうした感覚的な機能を定量的にはかる試みもありますが、未だに一般的にはなっていません。それは、こうした感覚は人によって個人差が大きいからです。あるインテリアが、ある人には心地よく、ある人には居心地が悪いなどという正反対の評価となる場合も少なくはありません。立地についても、同じ「徒歩15分」が、若い人には徒歩圏であると思えますが、お年寄りには徒歩圏ではありません。こうした個人差にさきほどの目的の差を考え合わせると、ある住宅が良い住宅であることを判断することは容易ではありません。住宅の価値を客観的に定めようと、分析的に話を進めてきましたが、どうやら大きな困難にぶつかったようです。再び出発点に戻る必要があります。

家族の居場所

最近新しく家族が増え、家も新しくしました。人生で最大の買い物は、慎重にもなるし、ドキドキしながら家さがしをして、納得いく物件を購入できました。納得いく家を購入することができたことも嬉しかったのですが、後から気づいたんですが、一緒に家を探してくれた不動産屋さんが、大阪で仲介手数料無料だったんですよ。これはもうびっくりでしたね、本当に。人生最大の買い物を無料で手伝ってくれることなんてあるんですね。こちらの不動産屋さんには、まだまだ物件があります。非常に耳寄りな情報なんじゃないですかね?みなさん一度見てみてください。

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