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価格交渉は絶対にしなければいけない

2016年10月13日「木曜日」更新の日記

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不動産購入をする人にとって、値切りは必要不可欠の交渉です。相手のほとんどは一銭でも高く売りたいと思い、そのための手段はしっかりと講じているのですから、売り手が出してくる価格とは、その場でアレコレと言ってこないだけで「関係者の様々な思惑が乗せられたマックス値」と考えてください。ですから、買い手側が価格交渉をする勇気を持てないということは、先の9000万円の物件のように、売り手の最大限に盛った条件を、そのまま受け入れることを意味するのです。そんな馬鹿らしいことはありません。もちろん、「だから下げろ」とストレートにぶつかるのは問題です。相手に失礼のないように、自分の主張もしっかりと打ち出すためには、やみくもな交渉ではいけません。また中には、いきなり現金が必要になってしまい、もっと高く売れるのを承知でギリギリの安値で出しているケースも考えられます。そこで強気に値切ろうとすると、単なる非常識です。そのようなことを避けるためには、値切るべきではない価格がわかり、なおかつ値切るべき場合の正しい価格を導き出せるように、「この条件ならいくらくらいになるのか」という相場感をしっかりと身につけなければいけません。これに関しては素人が一朝一夕に判断できるものではありません。たくさんの物件を見ていく中で共通する価値観の存在に気づき、それを少しずつはっきりさせていく――というプロセスが絶対に避けられませんので、「これでわかる」といった基準や答えはなく、とにかく経験値を積み重ねるのみです。ただ、この経験値は、実際に買う・買わないに関わらず、日頃から物件情報に触れていくことで上げられるものです。是非定期的にチェックする習慣をつけてくださいネ。ポイントとしては、部屋数・広さ・築年数といった条件が似通った物件の、地域ごとの違いを調べる。同じ地域の条件が異なる物件を調べる。といった「1つが共通して、他が異なる物件」の値付けの感覚を知ることが挙げられます。そうする中で、明らかに「これは安い」と感じる物件がわかるようになってくれば、その1つの条件における「どの業者もそこは外さない」という共通する価値を、自分の中で把握しつつあることだと言えるでしょう。もちろん、その感覚が間違っている可能性もあるので、その価格で似たような条件の物件を検索するなどのチェックも行いましょう。その結果、より安い物件がたくさん出てくるようなら、それはまだまだ色々な思惑が乗せられた価格であり、それを安いと思わせるテクニックに騙されていたということです。また、信頼できる専門家がいれば、個人的に謝礼を支払うなどして、休日に相談に乗ってもらうといったやり方も考えられます。

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