トップ > 平成28年10月> 19日

「地方物件」投資の醍醐味

2016年10月19日「水曜日」更新の日記

2016-10-19の日記のIMAGE
この期間でもう1つ特筆すべきは、地方の物件に注目し始めたことです。レインズに登録するまでは、もっぱら物件探しは不動産情報の「不動産連合隊」と読売新聞地方版を利用していました。平成扣一年に、北海道、宮城県(1棟の2/3の室数一括買い・区分所有)、群馬県(26室の2棟物件一括買い)と、初めて地方の物件に手を出しました。宮城県仙台市の物件は、当初仲介業者(個人)に管理を任せていたのですが、なぜか上手くいかずに結局解任。ビルの管理人に鍵を預けて、内見の際などに困らないようにしました。この物件は、他にも最初から手間のかかるリフォームがあったり、家賃を払わない入居者がいたりと困ったことがありましたが、一番身に沁みて学んだことは、しっかりした建物管理会社や管理人がいないなら、遠隔地の物件は買うべきではないということでした。当初は私も面倒事があれば、自分で出ていく性質ですので、困ったことがあったら現地に乗り込む気満々でいたのですが、やはり本業がある以上は、物件を常時見張っているわけにもいかず、「結局、地元のことは、地元で解決して頂かなければ話にならないな」と痛感しました。また、とんだ回り道が生じたり、横やりが入ったりして入居者とのトラブルが解決できなくなったりすることもあるので、地元に精通している方は重要です。地方は仲間意識も強いので、良い方向にベクトルを束ねると、難問も意外にあっさり片付くことがあるのです。それから、地方の物件を取得する際に見逃してはならないのは県民性です。やはり北と南では、人の性格の傾向は違います。気候風土というのは人格形成に多大な影響を及ぼすので、方々の業者の方に出会う際には出身地をそれとなく尋ねるなどして、地方ごとの傾向ぐらいはアーカイブして頭に入れておきたいものです。管理人を選定する時にも役立つでしょう。ちなみに、北海道に関しては、条件を全て満たす素晴らしい管理会社に巡り合うことができて、購入してから一度も困ったことがありません。北海道は広告料などが高いことで有名ですが、その程度の出費は信頼できる管理会社には替えられませんので、今ではついつい北海道の物件を重点的に探してしまいますネ。そして現在では、完全に地方の物件の良さに惚れ込み、コントロールも利くようになってきて、全国の物件を対象に物件を探すようになりました。物件を持っているエリアとしては、北海道・東京・山梨・長野・滋賀・福岡などで、おおむね正しい投資をしていると思うのですが、近年でもやらかしがあるのが私の困ったところ。滋賀県で、ある管理会社にお世話になり、良いところに出会えたと、ウキウキ気分で同じエリアの物件を更に購入したところ、たいへんな物件を掴んでしまったのです。オンボロ物件だったのですが、あらかじめ自分で下見もして、工事業者に行ってもらい、納得できる見積金額で「使用可能にできます」と自信を持って言って頂いたので購入したところ、別の工事の際に、電気工事部分でトラブルが発生したのです。そこでピンとくるものがあり、再度別の工事業者に見て頂くと、まったく違った所見が出てきて、「ウチも工事はさせてもらいたいけど、あの建物は消防法の関係で、そのうちトラブルが発生すると思うのでちょっと厳しいですね」とお断わりをくってしまったのです。税理士は常にアップデートされる法律に対応しなければいけない仕事ですし、皆さんもそのようなことはよくおありかと思うのですが、近頃は消防法の改正がなかなかに厳しく、それにきっちりと対応している業者さんは、これまでならゴーサインを出していた物件でも、下手に踏み込むと責任問題になりかねないケースが多く、とても用心しているのだそうです。そこで、全ての懸念点を解消するためのリフォームの見積もりをとったところ、何と1億3000万円!泡を吹いて倒れそうでしたが、「まあ別の手を考えるか」と、現在は工事も貸し出しもせずにペンディングにしています。何ともお恥ずかしい限りですが、最後に「文句なしに納得できるところまで下調べできない物件は絶対に買わない!」という最大の教訓を残して筆を置かせて頂きます。皆さんが、楽しく心安らかに人生を満喫できる、バラ色の投資生活を送られることを、心より願っております。

このページの先頭へ