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返済期間は「長い」「短い」、どっちがいい?

2016年12月19日「月曜日」更新の日記

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<金利の上昇リスクも判断材料のひとつ>金融機関で融資を受けるにあたって、返済条件のうち借入期間を長期にすればするほど毎回の返済額が少なくてすみます。支出が減るわけですから、キャッシュフローがその分よくなるのは当然です。3000万円を借入期間15年と20年で借り入れた場合の比較をしてみましょう。すると初年度のキャッシュフローでは借入期間の長い20年のほうがよくなっています。5年後も122万円に対し168万円、10年後も52万円に対し93万円と、やはり借入期間の長いほうがキャッシュフローがよくなるのがわかります。借り入れを返済する期間は、建物の構造や築年数によって金融機関側と交渉していくものですが、キャッシュフローを考慮すると、出来るだけ長期間の融資を受けたほうが有利のようです。もちろん返済期間が長くなれば、その分金融機関の抵当権を外せませんし、完全に自分のものという気分は味わえないかもしれません。借入残高の減り方も遅いので、短期の返済と比べて金融機関に返済するトータルな金額は多くなるのが普通です。とはいえ、キャッシュフロー重視の不動産投資ならより長期の借り入れを選ぶのが常道でしょう。途中で余裕が出てきたら、繰り上げ返済をすればよいからです。ただ、注意しなければならないのは金利の上昇です。変動金利でお金を借りた場合、返済期間が長いと元金部分の減り方が遅いため、金利が上昇した際に影響を受けやすくなります。Aさんは、銀行から示された借入条件が変動金利であったため、それぞれシミュレーションをしてみることにしました。その結果、利回りがよいため15年という短期の借入期間にしてもキャッシュフローが年間100万円以上出ること、やはり将来の金利リスクは負いたくないという点を考慮し、15年での借り入れを選択したようです。

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