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フロントとコンシェルジュ

2017年2月6日「月曜日」更新の日記

2017-02-06の日記のIMAGE
近年のマンションは、エントランス(マンション全体の入り口)にカウンターを設け、日中、管理のスタッフを配置するケースがあります。この役目の管理スタッフを「フロント」と呼ぶのが一般的です。掃除やメンテナンスを受け持つ管理員とは別に、留守中に届いた宅配便の受け取り、レンタカーの手配、クリーニングの取り次ぎなどを受け持ちます。フロントと同じような立場の人間にコンシェルジュがあり、両方のスタッフがエントランス部分に控えているケースもあります。フロントとコンシェルジュの両方がいるのは、総戸数が1000戸を超えるようなメガマンション。戸数が極めて多いマンションのスケールメリットとして、このようなサービス充実の体制が実現することになるわけです。コンシェルジュというのは、もともとはホテルのフロントそばにいる相談員。観劇チケットの手配や目的に合ったレストランの推薦・予約などを受け持ってくれる係を指します。分かりやすく言えば「よろず相談係」といった役職です。近年は、マンションでも管理員とは別にこのコンシェルジュを置くケースが増えています。フロントがコンシェルジュを兼任することもあります。コンシェルジュは、幅広い知識が求められ、都心部の高級マンションでは外国人の居住者が多いことも勘案し、2カ国語以上話せることを採用条件にされます。コンシェルジュとして採用されるのは、都心・郊外ともに女性が多く、30代、40代で家庭を持つ女性が自宅近くのマンションでコンシェルジュとして採用されるケースが目立ちます。コンシェルジュ、フロント共に、どんなマンションでも採用されるものではありません。戸数が多い大規模マンションでないと、採用されないのが実情です。ここなら、我が子がバイリンガルにマンションの管理は、共用施設と密接な関係がある。簡単に言えば、共用施設が多ければ多いほど管理員・管理会社の仕事は増える。そこで、共用施設の多いマンションは、管理会社・管理員の腕の見せどころ、となる。だったら、共用施設を少なくしたほうが、管理の面倒がなくてよいのでは、と思われがち。ところが、この共用施設が魅力的だとマンション全体の価値も高まる。そういう事例があるので、簡単に割り切ることができないのだ。

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