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未成年の俳優がよくテレビドラマでタバコを吸っているが・・・

2017年7月30日「日曜日」更新の日記

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テレビにかぎらず、映画などのドラマのなかでは、たまにそんなシーンをみかける。だが、警察に「捕まる」ということはありえないから、ご心配なく。その俳優はタバコを吸っているのではない。テレビドラマのなかで、タバコを吸う演技をしているのだというようにみなされて、違法性はないというのが法律の考え方だ。街なかで高校生がタバコを吸っていて警察にみつかっても、「捕まる」ということはない。法律に罰則がないからだ。未成年者がタバコを吸ってはいけないというのはだれでも知っているが、なんの法律で規制されているかというのは、案外知られていない。軽犯罪法ではないかと思っている人も多い。実際は、「未成年者喫煙禁止法」という明治三三年にできた法律がいまでも生きているのだ。この二条に、未成年者がタバコを吸ったときは、行政処分で「煙草及器具を没収す」とある。だから捕まることはない。喫煙者にたいしては寛容だが、親や販売者には厳しい。子供がタバコを吸うのを知っていて、これをやめさせなかった親は「千円以上一万円未満の科料」に処せられる。タバコを売った店は「一万円以下の罰金」になる。親の注意義務などについては、いつのまにか忘れられてしまった感さえある。

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